【基本情報技術者試験】令和元年（2019）秋期午前問題・解説・解答

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令和元年秋期基本情報技術者午前問13

問13　　 多重割込み

　メイン処理，及び表に示す二つの割込み A，B の処理があり，多重割込みが許可されている。割込み A，B が図のタイミングで発生するとき，0 ミリ秒から 5 ミリ秒までの間にメイン処理が利用できる CPU 時間は何ミリ秒か。ここで，割込み処理の呼出し及び復帰に伴うオーバヘッドは無視できるものとする。

ア　2　　　　　　イ　2.5　　　　　　ウ　3.5　　　　　　エ　5

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解説

　処理は以下のように行われる。

割込み B が発生し、割込み A が発生するまでの１ミリ秒間処理を行う（図のＢ１）
Ｂの処理は、1.5 ミリ秒であるが、割込み A が発生し、Ａが 0.5 ミリ秒間処理を行う（図のＡ１）
Ａの処理が終了するので、Ｂが 0.5 ミリ秒間処理を行う（図のＢ２）
CPU が空くので、メイン処理を行う（図のＭ１）
割込み A が発生し、Ａが 0.5 ミリ秒間処理を行う（図のＡ２）
CPU が空くので、メイン処理を行う（図のＭ２）
割込み A が発生し、Ａが 0.5 ミリ秒間処理を行う（図のＡ３）
CPU が空くので、メイン処理を行う（図のＭ３）

　よって、0 ミリ秒から 5 ミリ秒までの間にメイン処理は、合計で２ミリ秒である。

【平成26年春問09 応用情報】

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