基本情報技術者試験の過去問と解説
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令和元年 秋期 基本情報技術者 午前 問30
問30   回線利用率の計算

 10M ビット/秒の回線で接続された端末間で,平均1Mバイトのファイルを,10 秒ごとに 転送するときの回線利用率は何%か。ここで,ファイル転送時には,転送量の 20 %が制御情報として 付加されるものとし,1Mビット=106ビットとする。

ア 1.2        イ 6.2        ウ 8.0        エ 9.6
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解説

 回線利用率は、回線容量に対する伝送可能な容量の割合である。

 平均1Mバイトのファイルに転送量の 20 %が制御情報として付加されるので、 平均 1.2 Mバイト転送する必要がある。

 10 秒ごとに転送するので、1秒あたりの転送量は、1.2 Mバイト÷10=0.12 Mバイトとなる。

 10M ビット/秒の回線は、1バイトは8ビットなので、1.25 Mバイト/秒となる。

 回線利用率=0.12 Mバイト÷1.25 Mバイト/秒= 9.6 % となる。


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