基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成15年 春期 基本情報技術者 午前 問56
問56   ファンクションポイント法

 ファンクションポイント法に関する説明として,最も適切なものはどれか。

ア 開発規模と難易度や開発の特性による要因を考慮し,工数やコストを見積もる手法である。

イ システム開発の工程を細かい作業に分割し,分割された個々の作業を詳細に見積もり,これを積み上げて,全体の開発規模や所要工数を見積もる手法である。

ウ システムの外部仕様の情報からそのシステムの機能の量を算定し,それを基にシステムの開発規模を見積もる手法である。

エ 見積りの精度を高めるために,システム開発の工程の区切りごとに,開発規模や所要工数を見積もる手法である。


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解説

 ファンクションポイント法とは、ソフトウェアのコストモデルの1つである。機能ごとに 求めた複雑さの評価値と、システムの特性項目から求めた評価値の2つの値を基に、 ファンクションポイント(FP) を計算し、その結果から必要工数を見積る。

 プロジェクトの比較的初期から適用できる、ユーザとのコンセンサスを取り易い方法である。 但し、妥当な基準値の設定のために実績データの収集・評価が必要、という短所もある。 よって、正解は(ウ)となる。


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