基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成15年 秋期 基本情報技術者 午前 問52
問52   テスト工程でのスタブの利用

 テスト工程におけるスタブの利用方法に関する記述として,適切なものはどれか。

ア 指定した命令が実行されるたびに,レジスタや主記憶の一部の内容を出力することによって,正しく処理が行われていることを確認する。

イ トップダウン形式でプログラムのテストを行うとき,作成したモジュールをテストするために,仮の下位モジュールを用意して動作を確認する。

ウ プログラムの実行中,必要に応じて変数やレジスタなどの内容を検査し,必要であればその内容を修正した後,後続の処理のテストを行う。

エ プログラムを構成するモジュールの単体テストを行うとき,そのモジュールを呼び出す仮の上位モジュールを用意して,動作を確認する。


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解説

ア:誤り。指定した命令が実行されるたびに、レジスタや主記憶の一部の内容を出力するのは、 スナップショットダンプである。

イ:正しい。トップダウン形式でプログラムのテストを行うとき、作成したモジュールをテストするために、 「スタブ」を用意して動作を確認する。

ウ:誤り。プログラムの実行中、必要に応じて変数やレジスタなどの内容を検査し、 必要であればその内容を修正した後、後続の処理のテストを行うのは、「デバッグ」である。

エ:誤り。プログラムを構成するモジュールの単体テストを行うとき、そのモジュールを 呼び出す仮の上位モジュール(ドライバ)を用意して動作を確認するのは、ボトムアップテストである。


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