基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 春期 基本情報技術者 午前 問57
問57   データのバックアップ方法

 データのバックアップ方法に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

ア 業務処理がバックアップ処理と重なると正常にバックアップされない可能性があるので,両方の処理が重ならないようにスケジュールを立てた方がよい。

イ バックアップ作業時間を短くするためには,同一記憶媒体内に別のファイル名にしたバックアップデータを置いた方がよい。

ウ バックアップデータからの復旧時間を短くするためには,差分バックアップを採用した方がよい。

エ バックアップ用媒体は,ランダムアクセスが可能な媒体にした方がよい。


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解説

ア:正解。

イ:同一記憶媒体内にバックアップファイルを作成すると、 その媒体(つまりはメインのハードウェア)にトラブルがあったときに 全く対処することができなくなる。

ウ:差分バックアップの場合、バックアップに利用する容量を節約することはできるが、 復旧時には復旧箇所の検索に時間を費やしてしまうため、 フルバックアップの方が有用であるといえる。

エ:バックアップ用媒体は、量によっては例えば USB メモリの様なランダムアクセスが 可能な媒体でも構わないが、その量が余りに膨大な場合は磁気テープの方が良い場合もあり、 必ずしもそうとはいえない。


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