基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 春期 基本情報技術者 午前 問67
問67   関係データベースの説明

 関係データベースの説明として,適切なものはどれか。

ア 属性単位に,属性値とその値をもつレコード格納位置を組にして表現する。索引として利用される。

イ データを表として表現する。表間はポインタなどではなく,相互の表中の列の値を用いて関連付けられる。

ウ レコード間の親子関係を,ポインタを用いたデータ構造で表現する。木構造の表現に制限される。

エ レコード間の親子関係を,リンクを用いたデータ構造で表現する。木構造や網構造も表現できる。


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解説

 関係データベース( Relational DataBase )とは、データを2次元の 表形式・関係表にまとめたものを指す。関係表はレコード(行)、フィールド (列)、ダブル(組)、アトリビュート(属性)から構成される。

ア:属性とは、関係を構成する列の定義域のことを指す。関係データベースでは、 属性値とその値を持つレコード格納位置は君として表現しない。
イ:関係データベースの正確な表記である。よって、正解である。
ウ:ポインタとは、変数のアドレスを記憶する変数のことを指す。 リスト構造においてはデータ項目の位置情報に関連があるが、関係データベースや データ構造とは関係がない。
エ:リンクとは、文章から他の文章や画像へ移動するための位置情報であり、 関係データベースやデータ構造とは関係がない。


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