平成16年 春期 基本情報技術者 午前 問72
問72 改ざんや破壊を防止する管理手段
ユーザが共通に使えるプログラムの不正な実行によるデータの改ざんや破壊を
防止する管理手段はどれか。
ア システムアクセスログの採取
イ ソースプログラムと実行プログラムの比較
ウ ソースプログラムの保管場所の分散
エ ファイルへのアクセス権限の設定
エ
解説
ア:システムアクセスログを採取することでアクセス者を把握することができ、
改竄があった場合犯人を捜すときに有益な情報となる。しかしセキュリティーの
観点からは全く効果はない。
イ:ソースプログラムと実行プログラムを比較することにより、
違いがあった場合改竄された後の復旧は迅速に行える。しかしセキュリティーの観点からは
全く効果はない。
ウ:ソースプログラムの保管場所を分散させることで、バックアップには多大な効果がある。
しかしセキュリティーの観点からは全く効果はない。
エ:ファイルへのアクセス権限を設定することによりシステム上でデータが保護され、
不正実行によるデータ改竄や破壊(クラッキング)をブロックすることになる。
よって、正解である。
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