ア:トップダウンテスト:
トップダウンテスト方式でプログラムを開発するときは、ボトムアップ方式の逆になるため、
下位のモジュールができていない状態で上位のモジュールをテストするため、テスト用のスタブと
よばれる下位のモジュールを作成する必要がある。
イ:ブラックボックステスト:
ブラックボックステストは、プログラムの外部仕様に基づいてテストし、同値分割や限界値分析の技法を
使用してテストデータを作成する。 ブラックボックステストは、システムの内部構造とは無関係に、
外部から見た設計を検証するプログラムのテスト方法で、入力と出力のみに着目する。
その中で様々な入力に対して入力通りの出力が得られるかどうかを確認するが、
システム内部がどの様な処理が行われるかを全く問わない。
ウ:ボトムアップテスト:
分割されたプログラムをボトムアップ方式で開発するとき、モジュールFを作成してテストする場合を考える。
ボトムアップ方式では下位モジュールから開発するため、上位のモジュールCは、この時点では未開発である。
したがって、モジュールFをテストするときは、図のようにモジュールCの代わりに、
ドライバとよばれる簡単なテスト用のモジュールを作成してテストすることになる。
エ:ホワイトボックステスト:
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造に基づいてテストデータを作成し、
プログラムの論理が正しいかテストする。ブラックボックステストは、プログラムの外部仕様に基づいてテストし、
同値分割や限界値分析の技法を使用してテストデータを作成する。
【平成19年秋 問31】初級シスアド
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