基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成26年 春期 基本情報技術者 午後 問02
問02   4問選択

問2 機械語命令に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。

 命令語の形式を,図1に示す。

図1 命令語の形式

 図1で使用している記号の説明を,表1に示す。数字の末尾に h が付いているものは 16 進数表記である。

表1 記号説明

 記号           説明
 op  命令コード
 r   レジスタ番号
 m   分岐命令で分岐の判定に使用する値
 x   指標レジスタとして使用するレジスタの番号
 b   ベースレジスタとして使用するレジスタの番号  
 d   00h 〜 3Fh で示されるアドレスの変位

(1) この命令語を実行するコンピュータの1語は 16 ビットであり,1語長のレジスタを 4個(レジスタ番号0〜3)と,命令の実行結果によって値が設定される2ビットの 条件コードレジスタ(以下,CC という)をもつ。

(2) 実効アドレスは,表2に示す式で算出される。ここで,(x) と (b) は,それぞれ x と b で 指定されるレジスタに設定されている内容(以下,レジスタの内容という)を示す。

表2 実効アドレスの算出式

(3) 命令コード(一部)を表3に示す。

表3 命令コード(一部)

設問1 レジスタの内容が図2に示す値のとき,次の命令の実効アドレスとして正しい 答えを,解答群の中から選べ。

図2 レジスタの内容

解答群

ア 0001h        イ 0002h        ウ 0003h

エ 0004h        オ 0008h        力 000Ah

解答 ←クリックすると正解が表示されます

基本情報技術者試験


設問2 次の記述中の に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。ここで,レジスタと主記憶装置の内容は,図3と図4のとおりとする。

 なお,解答は重複して選んでもよい。

 図3,4に示した状態で,主記憶装置に格納されているプログラムを 0010h 番地から実行する。 0011h 番地の命令を実行した直後のレジスタ番号0の内容は になり, レジスタ番号1の内容は になる。

 0013h 番地の分岐命令では 。0016h 番地の命令を実行した直後の レジスタ番号2の内容は になる。

a,b,d に関する解答群

ア 0001h        イ 0002h        ウ 0003h

エ 0004h        オ 0005h        力 0006h

キ 0007h        ク 0008h        ケ 0008h

c に関する解答群

ア 分岐しない       イ 分岐する
解答 a ←クリックすると正解が表示されます

解答 b ←クリックすると正解が表示されます

解答 c ←クリックすると正解が表示されます

解答 d ←クリックすると正解が表示されます


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