基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成28年 秋期 基本情報技術者 午前 問50
問50   E-R図で表現した設計書を生成する手法

 モデリングツールを使用して,本稼働中のデータベースの定義情報から E-R 図などで 表現した設計書を生成する手法はどれか。

ア コンカレントエンジニアリング

イ ソーシャルエンジニアリング

ウ フォワードエンジニアリング

エ リバースエンジニアリング


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解説

 リバースエンジニアリングとはソフトウェアやハードウェアなどを分解、あるいは解析し、 その仕組みや仕様、目的、構成部品、要素技術などを明らかにすることである。

 プログラムの分野では、モジュール間の関係の解明やシステムの基本仕様の分析と いった行為を含む。これは企業が他社製品の互換製品を作るために行うことが多い。

 企業の製品は特許や著作権が含まれているものが多いので、解析結果を利用する 際には知的所有権を侵害しない様、細心の注意を払う必要がある。主には仕様書と実装の 食い違いを指摘したり、セキュリティホールやバグの発見につながるなど、システム保守や セキュリティ強化の面で役立つ。

【平成21年春 問49】


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