基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成29年 春期 基本情報技術者 午前 問30
問30   回線利用率

 本社と工場との間を専用線で接続してデータを伝送するシステムがある。 このシステムでは 2,000 バイト/件の伝票データを2件ずつにまとめて, それに 400 バイトのヘッダ情報を付加して送っている。 伝票データは,1時間に平均 100,000 件発生している。 回線速度を1M ビット/秒としたとき,回線利用率はおよそ何%か。

ア 6.1        イ 44        ウ 49        エ 53
解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 2,000 バイト/件のデータを2件まとめて、400 バイトのヘッダ情報を付加して送るので

 2,000 バイト×2+ 400 バイト=4,400 バイトとなる。

 1時間に平均 100,000 件で、2件をまとめて送るので、

  50,000 × 4,400 バイト= 22 × 107 バイト

 回線速度は、1M ビット/秒であるから

 回線速度= 1,000,000 ビット/秒= 125,000バイト/秒= 125,000 × 3,600
     = 45 x 107

 よって、回線利用率は以下のようになる。

  22 × 107 ÷ 45 x 107 =0.488

【平成17年春 問53 類題】


[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ