基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成30年 春期 基本情報技術者 午前 問14
問14   ホットスタンバイシステム

 コンピュータを2回用意しておき,現用系が故障したときは, 現用系と同一のオンライン処理プログラムをあらかじめ起動して 待機している待機系のコンピュータに速やかに切り替えて,処理を続行するシステムはどれか。

ア コールドスタンバイシステム        イ ホットスタンバイシステム

ウ マルチプロセッサシステム        エ マルチユーザシステム


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解説

 ホットスタンバイシステムは、ホストコンピュータを2台用意し、本番系が故障したときに、 本番系と同一のオンライン処理プログラムをあらかじめ起動して待機している予備系のコンピュータに 速やかに切り替えて、処理を続行するシステムである。

ア:コールドスタンバイは、同じ構成のシステムを動作しないで待機させ、使用している主システムが 故障した場合に、待機させていたシステムを起動させて切り替えて使用する。

ウ:マルチプロセッサシステムは、2つ以上の CPU が主記憶装置や補助記憶装置を 共有するシステムである。いずれかの CPU が故障しても、その CPU を切り離し、 処理を続けることができるため、信頼性が高い。

エ:マルチユーザシステムは、 一台のコンピュータに複数の端末を接続し、 同時に複数のユーザが利用できるシステムである。

【平成14年春 問36 類題】


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