航空券発券システムに関する次の記述を読んで，設問１〜３に答えよ。

　オブジェクト指向分析／設計を用いて，航空券発券システムの設計を行う。

　航空券発券業務の分析から，図１の分析クラス図を作成した。

〔航空券発券業務の内容〕

(1) 航空会社の航空券販売担当者（以下，販売担当者という）は，顧客が窓口で申し込んだ内容を基に， 航空券発券システムで空席確認及び発券を行う。

(2）顧客が窓口で申し込む内容は，出発日時，出発地及び到着地となる空港名，便名， グレード（ファースト，エコノミー），人数，席種（窓側，中間，通路側）である。 すべての便は直行便である。

(3) 販売担当者は (2) で受け付けた申込み内容を確認し，その情報をシステムに入力する。 システムはその便の空席状態を確認する。空席があれば (4) に進み，なければ， 顧客は申込み内容を変更して再度申込みをする。

(4) 販売担当者は顧客が希望しているグレードと席種の座席を確保し， 顧客情報を登録して航空券を発券する。

　長方形はクラスを表す。クラス間を結ぶ直線は，クラス間の関連を表す。
　クラス間の多重度は直線の上又は左に示す。この凡例では，クラスＡの１個のオブジェクトが， クラスＢの０個以上のオブジェクトと関連することを表す。
　各クラスの近くで多重度の反対側に役割名が書かれることがある。

　　　　　　図１　分析クラス図

設問１　図１中の に入れる適切なクラス名を， 解答群の中から選べ。

解答群

基本情報技術者試験

〔追加したクラス〕

�@ 航空券発券画面：データを入力する画面クラス

�A 航空券発券管理：航空券を発券するための管理クラス

　　　　　　図２　販売担当者とシステムのオブジェクトとのシーケンス図

設問２　図２中の に入れる正しい答えを， 解答群の中から選べ。ただし， 図２中の には設問1の正しい答えが入っているものとする。

d, e に関する解答群

基本情報技術者試験

航空券発券画面　  出発日時，出発地及び到着地となる 空港名，便名，グレード，人数，席種 を入力し，発券可否を確認する。 座席を確保する。 航空券を発券する。 。 。

航空券発券管理　  。 座席を確保する。 顧客情報を登録する。 航空券を発券する。

　　　　図３　航空券発券画面クラスと航空券発券管理クラス

f, g に関する解答群