品質問題を解決するために図を作成して原因の傾向を分析したところ,全体の 80%以上が少数の原因で 占められていることが判明した。作成した図はどれか。
イ:誤り。 散布図は、相互に関係があると思われる2種類のデータを それぞれ縦軸と横軸にとって対応点を打点して作成したグラフのことである。 散布図を使うことによって、対応物の特性とその変動要因の関係性や特性と 他の要因との関係性が把握できる。
ウ:誤り。 特性要因図は、結果(特性)と要因(原因)との関連性を 矢印でつないだ図である。多くの要因がどの様な因果関係になっているか、 どの部分が問題を起こしている要因となっているか等を考えられるものを系統的に 洗い出し、その中で重要と思われる要因を浮き彫りにするときに用いられる。 特性と要因の関係を矢印で表すと魚の骨の様な形になることから、 フィッシュボーン図とも言う。
エ:正しい。 パレート図とは、値が大きい順に並べた棒グラフとその累積構成比を 表す折れ線グラフを組み合わせたグラフである。