基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 春期 基本情報技術者 午前 問80
問80   著作権法

 著作権法によるプログラムの保護に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 他人の著作物であるプログラムを購入し,自社のパソコンでより効果的に利用するために改変を加えることができる。

イ 特に許可されていない場合,バックアップが目的であっても,購入したプログラムを複製すると著作権法違反となる。

ウ プログラムの著作権を侵害して作成された複製物を使用する場合,複製物を取得したときに侵害の事実を知らなくても,使用時点で知っていれば,著作権法違反となる。

エ プログラムは,そのアルゴリズムも含め,著作権法によって著作物として保護される。


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解説

ア:著作権法第 20 条・同一性保持権の第1項において 『著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、 切除その他の改変を受けないものとする。』とあるが、第2項 において 『特定の電子計算機においては利用し得ないプログラムの著作物を当該電子計算機に おいて利用し得るようにするため、又はプログラムの著作物を電子計算機に おいてより効果的に利用し得るようにするために必要な改変』は認められている。 よって、正解である。

イ:著作権法第 47 条・プログラムの著作物の複製物の所有者による複製等において、 『自ら当該著作物を電子計算機において利用するために必要と認められる限度』 での複製は認められている。

ウ:著作権法第 113 条・侵害とみなす行為の第2項において 『プログラムの著作物の著作権を侵害する行為によつて作成された複製物を 業務上電子計算機において使用する行為は、これらの複製物を使用する権原を取得した時に情を 知つていた場合に限り当該著作権を侵害する行為とみなす。』とあり、 取得時に認知していることが重要となる。

エ:著作権法第 10 条・著作物の例示において、プログラムの著作物は法の 保護を得ることができるが、アルゴリズムはあくまで手段に過ぎないので保護を 得ることはできない。


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