基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成22年 秋期 基本情報技術者 午前 問21
問21   処理能力が急速に低下する現象

 仮想記憶方式では,割り当てられる実記憶の容量が小さいとページアウト, ページインが頻発し,処理能力が急速に低下することがある。このような現象を何というか。

ア スラッシング       イ スワッピング

ウ フラグメンテーション       エ メモリリーク


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

ア:正しい。

イ:スワッピングは、主記憶がいっぱいでプログラムをロードできない場合に、 主記憶と補助記憶の間でプロセスを単位として領域の内容を交換する操作である。

ウ:フラグメンテーション は、主記憶やハードディスクに対して、 更新を行っていると記憶位置が断片化する現象である。

 フラグメンテーションの発生によって、十分な空きメモリ領域があるのに、 必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。

エ:メモリリークは、プログラムのバグで、プログラムが確保したメモリを解放しないで、 確保したままになってしまうこと状態である。


[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]