基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成25年 春期 基本情報技術者 午前 問04
問04   パリティチェック方式に関する記述

 通信回線の伝送誤りに対処するパリティチェック方式(垂直パリティ)の記述として,正しいものはどれか。

ア 1ビットの誤りは検出できる。

イ 1ビットの誤りを訂正でき,2ビットの誤りを検出できる。

ウ 奇数パリティならば1ビットの誤りを検出できるが,偶数パリティでは1ビットの誤りも検出できない。

エ 奇数パリティならば奇数個のビット誤りを,偶数パリティならば偶数個のビット誤りを検出できる。


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解説

 パリティチェック(奇偶検査)は、2進コードにおいて1の個数が奇数又は偶数になるように余分の ビットを付加し、2進コードの誤りを検出する。パリティチェックでは、1ビットの誤りを 検出することはできるが、位置の特定ができないため訂正はできない。 また、2ビット以上の誤りは検出できない。

ア:正しい。1ビットの誤りは検出できる。

イ:誤り。1ビットの誤りを訂正でない。2ビットの誤りは検出できない。

ウ:誤り。奇数パリティでも偶数パリティでも1ビットの誤りを検出できる。

エ:誤り。奇数パリティでも偶数パリティでも位置の特定ができない。

【平成10年秋 問47】


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