例えば、x = 11, y = 5 の場合で、流れ図を実行してみる。
- r ← 11 となる。
- r (11) と y (5) を比較し、r の方が大きいので下に行く。
- r ← r − y を実行し、r ← 11 − 5 で r は 6 になる。
- q の値を1加算し、1 になる。
- r (6) と y (5) を比較し、r の方が大きいので下に行く。
- r ← r − y を実行し、r ← 6 − 5 で r は 1 になる。
- q の値を1加算し、2 になる。
- r (1) と y (5) を比較し、r の方が小さいので終了する。
最終的に、q の値は2になり、r の値は1になる。
この流れ図は、最初に x の値を r に代入する。その後、
r から y の値を引き、r の値が y より小さくなったら終了する。
また、この引き算の回数を q に求めている。
つまり、q は「x ÷ y の商」で、r は「x ÷ y の余り」となる。
【平成25年春 問08】
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