基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成30年 春期 基本情報技術者 午後 問02
問02   4問選択

 論理回路に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。

 

 主要な論理演算の真理値表を表1に示す。

 

表1 主要な論理演算の真理値表

 

設問1  表1に示した論理演算を行う論理回路を用いて, 表2に示す XOR(排他的論理和)の論理演算を行う論理回路を図1のとおり作成した。 図1中の   に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。

 

表2 XOR(排他的論理和)の真理値表

 

図1 XOR(排他的論理和)の論理回路

 

a に関する解答群 ア AND       イ NAND       ウ NOR       エ OR
解答 a ←クリックすると正解が表示されます

基本情報技術者試験


設問2  1桁の2進数 X,Y を入力して,その和の下位桁を Z,桁上がりを C に出力する半加算器の 論理回路を図2に示す。図2中の   に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。

 

i 図2 半加算器の論理回路

 

b,c に関する解答群 ア AND       イ NAND       ウ NOR       エ OR       オ XOR
解答 b ←クリックすると正解が表示されます

解答 c ←クリックすると正解が表示されます

基本情報技術者試験


設問3  論理回路に関する次の記述中の   に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。

 

 この論理回路は,1ビットの入力 X,Y をそれぞれパラメタ Wx,Wy で重み付けして加算した結果を求め, パラメタ T をしきい値として,次のとおりに動作する。

 

Wx × X + Wy × Y ≧ T のとき,1 を Z に出力する。

Wx × X + Wy × Y < T のとき,0 を Z に出力する。

 

 例えば,パラメタ Wx が 0.5,Wy が 0.5,T が 0.3(以下,パラメタ〔0.5,0.5,0.3〕のように表記する) の場合には,表3に示すとおり,この論理回路における入力と出力の関係(以下,入出力関係という)は OR(論理和)になる。

 

表3 パラメタ〔0.5,0.5,0.3〕の場合の入出力関係

 

 同様に,

(1) AND(論理積)になる入出力関係は,パラメタ d で実現できる。

(2)NAND(否定論理積)になる入出力関係は,パラメタ e で実現できる。

 

d,e に関する解答群 ア 〔−0.5,0.5,−0.8〕       イ 〔−0.5, −0.5, −0.2〕

ウ 〔 0.5, 0.5,−0.5〕       エ 〔 0.5, 0.5, 0.2〕

オ 〔 0.5, 0.5, 0.8〕       カ 〔 0.5, 0.5, 1.5〕

解答 d ←クリックすると正解が表示されます

解答 e ←クリックすると正解が表示されます


[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ