大企業などではネットワーク管理の効率をよくするために、
ネットワークをいくつかの小さな単位に分割して管理する場合がある。
このようなネットワークの管理単位をサブネットという。
1つのネットワークをルータなどを用いて複数のネットワークに分割する技術で、
IP アドレスをネットワークを表すアドレス部分と ネットワーク内のコンピュータなどが使うアドレス部分に分割し、
アドレス空間の区分を変えることで、1つのネットワークを複数のネットワークに分割する方法である。
この IP アドレスの分割に使う数値をサブネットマスク(subnet mask)という。
サブネットマスクが、255.255.254.0 の場合、
11111111.11111111.11111110.00000000
ホストとして使用できるアドレスの個数は、赤の部分で29= 512 個である。
ただし、最初の「0」と最後の値は予約されているため使用できる IP アドレスの範囲は
「1〜 510 」となる。
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