基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成14年 春期 基本情報技術者 午後 問02
問02   決定表(デシジョンテーブル)

 決定表(デシジョンテーブル)に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。

 A 君は,B 社の出張管理システムにおいて, 国内出張手当の計算に関するモジュール設計を行っている。 B 社の1日当たりの国内出張手当(日当,食事代補助,宿泊費)の規定は,次のとおりである。

(1) 会社から出張先までの距離が片道 20 km 未満の場合には,日当 500 円を支給する。

(2) 会社から出張先までの距離が片道 20 km 以上かつ 120 km 未満の場合で, 現地での業務時間が8時間未満のときは,日当 1,000 円を支給する。 現地での業務時間が8時間以上であったときは,日当 1,000 円と食事代補助 500 円を支給する。

(3) 会社から出張先までの距離が片道 120 km 以上の場合で, 現地での業務時間が8時間未満のときは,日当 2,000 円を支給する。 現地での業務時間が8時間以上であったときは,日当 2,000 円と食事代補助 500 円を支給する。

(4) 宿泊を伴う出張の場合には,宿泊費として1泊につき 10,000 円を支給する。

次の表は,B社の規定をもとに作成した, 1日当たりの国内出張手当を算定するための決定表である。

注 条件指定部での“Y”は条件が真,“N”は条件が偽,“-”は真偽に関係ないことを表す。 動作指定部での“X”は条件がすべて満たされたとき,その行で指定した動作の実行を表し, “-”は動作を実行しないことを表す。

なお,決定表の各部の名称は次のとおりである。

基本情報技術者試験


設問1  決定表中の に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。

a に関する解答群

b に関する解答群

解答 a ←クリックすると正解が表示されます

解答 b ←クリックすると正解が表示されます

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設問2 (3) の規定が次のとおりに改訂された。 それに伴う決定表の改訂に関する記述として誤っているものを,解答群の中から選べ。

〔改訂後の(3)の規定内容〕

会社から出張先までの距離が片道 120 km 以上の場合で, 現地での業務時間が8時間未満のときは,日当 2,000 円を支給する。 現地での業務時間が8時間以上で宿泊を伴わない場合には, 日当 2,000 円と食事代補助 1,000 円を支給する。 現地での業務時間が8時間以上で宿泊を伴う場合には, 日当 2,000 円と食事代補助 500 円を支給する。

解答群

ア 動作部に,“食事代補助 1,000 円支給”の行を追加する必要がある。

イ 日当に関する動作指定部は,変更する必要がない。

ウ 宿泊費に関する動作指定部は,変更する必要がない。

エ “食事代補助 500 円支給”の動作指定部は,変更する必要がない。

オ 条件部は,変更する必要がない。

解答 ←クリックすると正解が表示されます

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