プログラムの制御構造に関する記述のうち,適切なものはどれか。
イ “双岐選択”は,前の処理に戻るか,次の処理に進むかを選択する。
ウ “多岐選択”は,2つ以上の処理を並列に行う。
エ “前判定繰返し”は,繰返し処理の本体を1回も実行しないことがある。
ア:“後判定繰返し”は、繰返し処理の直後に終了条件判定を行う構造である。 繰返し処理の先頭で終了条件判定を行う構造は、“前判定繰返し”である。
イ:“双岐選択”は、前の処理に戻るか、次の処理に進むかを選択するのではなく、 2つある次の処理のどちらに選択するかの構造である。
ウ:“多岐選択”は、2つ以上の処理を並列に行うのではなく、 複数ある様々な処理を条件に照らして選択する構造である。この場合、並列ではない。
エ:“前判定繰返し”は、繰返し処理の先頭で終了条件判定を行うので、 本体を1回も実行しないこともある。よって、正解である。