基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 秋期 基本情報技術者 午前 問53
問53   単体テストに関する記述

 モジュール単体テストに関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア 通常はコーディングを行ったプログラマではなく,専任のテスト要員がテストケースを作成し,実行する。

イ モジュール間インタフェースは,モジュール単体ではテストできないので,単体テストの対象外となる。

ウ モジュール設計書は,正しいことが検証済みであるので,テスト結果に問題があるときは,テストケース又はモジュールに誤りがある。

エ モジュール設計書を見ながら,原則として全てのロジックパスを1度は通る様なテストケースによって,検証を行う。


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解説

ア:モジュール単体テストのテストケースは、そのモジュールのコーディングを 行ったプログラマがテストを作成し、実行する。その方が実際のエラーが発生したときに対処しやすい。

イ:モジュール単体テストは、そのプログラムのドライバやスタブも用いてテストを行う。 そのため、上位、下位のモジュール間インタフェースに関わらずテストの対象である。

ウ:モジュール単体テストのテストケースは、モジュールの設計書とモジュールを 基に作成されている。そのためテストでエラーが発生した場合、モジュール、モジュール設計書、 テストケースの全てを見直す必要性がある。

エ:設計書を見ながら、全てのロジックパスを1度は通るテストケースの検証を ホワイトボックステストの1つ、網羅テストとよぶ。 ホワイトボックステストとは、システムの内部構造を確認、理解した上で各部分の処理、 命令伝達が構造通り動作しているかを確認するテストのことである。 テスト方式としては命令網羅、判定条件網羅、条件網羅、複数条件網羅、経路組み合わせ網羅等があるが、 共通して言えることはプログラムの全ての命令に関して最低1回は必ず実行する。 これはモジュール単体テストには必須のことである。よって、正解である。


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