基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 秋期 基本情報技術者 午前 問55
問55   ファンクションポイント数

 あるアプリケーションプログラムの,ファンクションポイント法による ユーザファンクションタイプごとの個数及び重み付け係数は,表の通りである。 このアプリケーションプログラムのファンクションポイント数は幾らか。ここで, 複雑さの補正係数は 0.75 とする。

ユーザファンクションタイプ 個数 重み付け係数
外部入力

外部出力

内部論理ファイル

外部インタフェースファイル

外部照会

1

2

1

0

0

4

5

10

7

4

ア 18     イ 24     ウ 30     エ 32


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 ファンクションポイント法(通称: FP 法)とは、ソフトウェアの機能数を基に ソフトウェアの規模を測定する手法である。ユーザの視点に立って行われる。 機能を難易度によって分類し、その数に定められた重み付け係数を乗じる。 出たきた数に規模、複雑さを加えたものをファンクションポイントと言い、 その数を基に開発工程の見積もりを行う方法のことを FP 法と言う。

 今回の場合、全てのユーザファンクションタイプにおいて、(その個数)× (重み付け係数)を計算し、その和を求める。その和に複雑さの補正係数を乗じる。

 (4×1+5×2+ 10 ×1+7×0+4×0)× 0.75 = 18

 これがファンクションポイント数となる。よって、正解は(ア)である。


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