基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 秋期 基本情報技術者 午前 問59
問59   システムの一斉移行方式の特徴

 システムの一斉移行方式の特徴に関する記述として,適切なものはどれか。

ア 運用方法はシステム稼働後に段階的に周知されるので,利用者の混乱が避けられる。

イ システム規模が小さい場合に行われ,移行に失敗した場合の影響範囲を限定することができる。

ウ 新旧システムを並行して運用することによる作業の二重負担を避けることができ,経済的効果が大きい。

エ 新システムの処理結果と従来システムの処理結果を比較しながら運用することができ,問題がなければ比較作業を一斉にやめて新システムに移行できる。


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解説

 システムの一斉移行方式の特徴とは、新旧システムを並行して運用することに よる作業の二重負担を避けることができ、経済的効果が大きい。但し、 規模が大きくなるにつれ、ハード面、ソフト面において一斉移行が不可能ではないが難しくなる。

ア:運用方法はシステム一斉移行前から周知しなくてはならず、稼動時にはほとんど 終わっていなければならない。

イ:システム規模が大きい場合でも費用削減を踏まえ、一斉移行は可能である。 また並行運用に比べ、失敗したときの影響は大きい。

ウ:正しい記述である。

エ:一斉移行方式は並行運用は行わない移行方式である。


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