ア:管理図は、中央線と上下一対の限界線を引いて、製品などの特性値をプロットし、
品質不良や工程の異常を検出して不良原因の除去や再発防止に役立てる。
イ:散布図は、相互に関係があると思われる2種類のデータをそれぞれ縦軸と横軸にとって対応点を
打点して作成したグラフのことである。散布図を使うことによって、対応物の特性とその変動要因の関係性や
特性と他の要因との関係性が把握できる。基本的に対応点が右肩上がりの場合、
正の相関で、左肩下がりの場合、負の相関である。
ウ:特性要因図は、結果(特性)と要因(原因)との関連性を矢印でつないだ図である。
多くの要因がどの様な因果関係になっているか、どの部分が問題を起こしている要因となっているか等を
考えられるものを系統的に洗い出し、その中で重要と思われる要因を浮き彫りにするときに用いられる。
特性と要因の関係を矢印で表すと魚の骨の様な形になることから、フィッシュボーン図とも言う。
エ:正しい。パレート図は、値が大きい順に並べた棒グラフとその累積構成比を
表す折れ線グラフを組み合わせたグラフである。
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